口腔顔面痛および顎機能障害の画像診断
背景
顔面領域の痛みの最も一般的な原因は、歯髄と顎骨の炎症、および顎の機能障害(顎関節機能障害 - TMD)です。疼痛状態の診断には病歴と臨床検査が基本ですが(「咬合生理学」および「歯内療法」の章を参照)、診断を下すには補足的な X 線検査が必要になる場合もあります。 X 線検査は常に臨床所見に基づいて行われ、明確な疑問点がなければなりません。
さまざまな画像化方法
痛みの診断に使用される最も一般的な X 線検査法は、口腔内 X 線検査とパノラマ X 線検査です。コーンビームコンピュータ断層撮影 (CBCT) やコンピュータ断層撮影 (CT) などの 3 次元 X 線法が適応となる場合もあります。 CBCT は通常、CT に比べて放射線量が低くなります。
CBCT と DT は主に硬組織の診断に使用されますが、軟組織に関する問題の場合は、磁気共鳴画像法 (MRI) の方が優れた情報を提供できる場合があります。 CBCT、CT、MRI は歯科放射線科の専門医が使用し、紹介状が必要です。 CBCT と DT は電離放射線に関連する潜在的なリスクを伴う X 線放射線を使用しますが、MRI は既知の健康リスクのない電波と磁場に基づいています。ただし、検査の禁忌があるかどうかを評価するために、患者は検査前にアンケートに回答する必要があります。
歯痛
咬翼検査は虫歯の記録に使用され、根尖X線検査は骨組織の診断に使用されます。痛みの状態がはっきりせず、全体像が求められる場合には、パノラマ X 線検査が適応となる場合があります。 X 線診断では、象牙質う蝕の重大な過少登録が発生します (SBU レポート 188)。また、根尖X線で骨組織の変化を診断する場合、診断不足になるリスクが高く、パノラマX線で診断不足になるリスクも非常に高くなります(SBUレポート203)。しかし、過剰診断のリスクは小さいです…