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歯周病の分類 - プラーク誘発性歯肉炎および歯周炎

著者:Milosavljevic Aleksandar/Övertandläkare/Odont Dr/Avd för Parodontologi/Malmö
公開日: 20210604
更新日: 20230221

バックグラウンド

歯周病の分類は、過去 30 年間にわたって開発され、新しい研究結果が出現するにつれて修正されてきました。これは、歯科医師が歯周病患者の正しい診断と治療を行えるようにするためです[1]。歯周病の最新の分類は 2017 年に開発され、その後外部に公開されました。

以前の分類からの根本的な変更

最新の分類における主な変更点は、歯周病が健康であることの意味と、歯垢誘発性歯肉炎に変わる時期を定義したことです。さらに、彼らは歯周炎患者の特徴をより正確に定義すると同時に、侵襲性歯周炎と慢性歯周炎を 1 つのカテゴリーにまとめました。さらに、疾患の重症度 (ステージ) と進行のリスク (グレード) に従って歯周炎患者を分類する多次元システムが開発されました [1]。

歯周病

歯周病の健康な患者とは、歯の懸架装置にアタッチメントの喪失や炎症の徴候がない、つまり病気の徴候がない患者と言えます。これは、患者の歯周組織が付着および/または骨喪失の徴候のない無傷の歯周組織を持っている必要があることを意味します。無傷の歯周アタッチメントとは、セメントとエナメル質の境界に対する骨レベルが咬合全体で 1 ~ 3 mm であることを意味します。これを超えると、歯周組織の付着が失われていると判断できます[2]。

歯周組織の炎症は、ブリーディング オン プロービング (BOP) によって最もよく検出されます。これには、歯肉ポケットの底を軽く押して 15 秒待って、出血が引き起こされたかどうかを確認することが含まれます [3]。咬合全体のすべての面をプローブし、プローブした面に対する出血面の数のパーセンテージを取得すると、患者が健康か病気かを判断できます。このパーセンテージが 10% 未満 (出血面が 10% 未満) で、3mm を超えるポケットの深さが記録されていない場合 (疑似ポケットを除く)、その状態…

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