インターネット歯学ロゴ
ログイン

完全な義肢

著者:Franke Stenport Victoria/Karlsson Stig
公開日: 20230316
更新日: 20250124

背景

顎が完全に歯のない状態は、先天性奇形、外傷、または虫歯や歯周炎などの病気の結果として起こることがあります。歯がないことで機能障害が生じた場合は、総義歯で機能回復を図ることができます。

総入れ歯に関するその他のファクトシートについては、以下をお読みください。

総義歯のリベース

複製義肢

筋力学的完全下顎義歯

治療手順

臨床検査

無歯顎歯冠を臨床的に検査し、触診して、将来的に擦り切れる原因となり、義歯で緩和するか、手術で義歯前に矯正する必要がある可能性のある弛緩歯冠または鋭い歯冠領域を診断します。良い印象を与えるためには、口腔粘膜の健康が重要です。

印象法と制作技術の選択

現在では、半デジタルワークフローで完全な義肢を製造することが技術的に可能になっています。セミデジタルワークフローでは、出発点はアナログの最終的な印象であり、CAD/CAM でデジタルモデルが作成され、その上にビットテンプレートが設計されます。これらは、義歯の場合と同様に、患者の口の中でテストされ、スキャンされます。その後、義歯はデジタルで設計され、フライス加工または 3D プリントによって、全体またはベース部分のみを製造し、その後従来の義歯を追加することができます。

現時点では、完全にデジタルで総義歯治療を自信を持って実行できるほど、完全に歯のない顎の口腔内デジタル印象の精度に関する研究は十分ではありません。また、ミリング加工または 3D プリントされた総義歯が、従来の方法で製造された義歯と比較して臨床的にどのように機能するかを評価する研究データも不足しています。

第一印象

無歯顎の分析に使用する研究モデルの作成のために撮影されました。分析の目的は、保持に貢献できる領域と、軽減する必要がある領域を発見することです。この模型は、無歯顎の最終的な印象を採得するために使用される個々のトレイの範囲を示します。口腔内デジタル印象技術を使用…

すべての内容をご覧になるためには、会員登録が必要です。
日本スウェーデン歯科学会の入会については(こちら→)をご覧ください。
また、このサイトの使い方はこちらをご覧ください。