インターネット歯学ロゴ
ログイン

臼歯切歯の低ミネラル化、MIH

著者:Jälevik Birgitta/Odont Dr/Övertandläkare/Institutionen för Odontologi/Avd för pedodonti/Göteborg
公開日: 20161007
更新日: 20211102

バックグラウンド

1970年代の終わり以来、スウェーデンの歯科医院は、最近、エナメル質の事後崩壊と組み合わせて、不透明な白黄色から黄褐色の斑点を伴う6歳の歯が噴出したことに気づきました。多くの場合、永久前歯にも不透明な染みがありました。特にエナメル質の崩壊があったとき、歯は凍りつき、子供たちにとって苦痛でした。それらはまた修理するのが難しく、気絶させるのが困難でした。
このタイプのエナメル質障害は、1987年にスウェーデンの研究(Koch et al。1987)で最初に説明され、2000年代の初めから世界の大部分から報告されています。
エナメル質障害は、さまざまな国や研究でさまざまな名前が付けられています。この概念上の混乱を改善するために、2001年に大臼歯切歯低ミネラル化(MIH)という名前を付けることが決定されました(Weerheijm et al.2001)。

図1.不透明度が明確に定義されたMIHの歯。

図2.広範囲の不透明度と後発性崩壊を伴うMIH歯。

MIHと診断されるためには、以下の基準が満たされている必要があります。

疫学

MIHは一般的です。報告されている有病率は2.4%から40.2%までさまざまです(Jälevik2010)。 1990年に生まれた500人以上の子供たちが調査されたスウェーデンの研究は、ほぼ5人に1人の子供たちがMIHを持っていたことを示しました。 3分の1は崩壊を伴う重度の障害を持っていました(Jäleviketal.2001)。

原因

損傷は、おそらく生後1年間の、エナメ…

すべての内容をご覧になるためには、会員登録が必要です。
日本スウェーデン歯科学会の入会については(こちら→)をご覧ください。
また、このサイトの使い方はこちらをご覧ください。