東京大学 伊藤国際学術研究センター
(伊藤ホール)開催
第8回 日本スウェーデン歯科学会 学術大会


西尾 秀俊
株式会社NISHIO
代表取締役社長

小野 芳司
日本スウェーデン歯科学会
事務局長
医療法人財団 興学会
代表理事
日本アンチエイジング
歯科学会 理事

小林 孝至
日本スウェーデン歯科学会
評議員
ブルージラフ株式会社
代表取締役社長
オープニング
講演①

一般財団法人日本スウェーデン歯科学会 会長
ピーター・リングストロム 教授
人工知能(AI)は、かつては抽象的な概念にすぎませんでしたが、今やヘルスケア分野において最も影響力のある技術のひとつへと進化しています。歯科においても、AIは臨床医の働き方、意思決定、そして患者との関わり方を大きく変えつつあります。歯科う蝕学(カリオロジー)、すなわちう蝕の研究および管理の領域では、AIが病変の検出、リスク評価、治療計画の立案を改善する役割を担っています。
機械学習や画像解析を基盤とした新しいツールは、X線写真、口腔内写真、デジタルスキャンを高精度で解析することが可能となり、従来の視診のみでは困難だったう蝕の早期かつ確実な発見を実現しています。
また、AIは臨床所見、生活習慣、健康の社会的要因などの情報を統合し、個別化されたう蝕リスクプロファイルを作成して、予防戦略の立案を支援することもできます。電子カルテや画像診断システムに統合されることで、診断の一貫性が高まり、術者間のばらつきが減ることも期待されています。
さらに、デジタル技術の進歩に加えて、生体活性(いわゆる「スマート」)歯科材料の研究も進み、う蝕の予防や歯質の自然な再石灰化を促進する新たなアプローチが登場しています。
こうした技術は効率性、正確性、患者中心のケア向上に大きな可能性を秘めていますが、課題も残されています。データの質、アルゴリズムの透明性、臨床的妥当性、倫理的な活用といった問題への対応が必要です。また、世界的な口腔健康格差を踏まえると、AIを活用したソリューションがサービスの行き届かない人々を取り残し、格差を拡大しないように配慮することも重要です。
本セミナーでは、AIおよび関連技術の新たな可能性を探り、これらが歯学部学生の教育と日常臨床の向上にどのように貢献できるかに焦点を当てます。
講演②

医療法人社団善歯会グループ 理事長、日本アンチエイジング歯科学会 理事
谷口 善成 先生
インプラント治療を希望する90歳の患者様の切実な願いに、我々はどう応えるべきでしょうか。
従来、高齢の患者様は、外科手術の侵襲性の高さ、全身疾患の持病・既往歴、骨代謝の低下、治癒能力の減退、術後の管理といったさまざまな要因によりインプラント治療が困難とされてきました。
2023年11月より50例以上の臨床を重ね、幹細胞培養上清のインプラント治療への応用に明確な手応えを得ています。幹細胞培養上清は幹細胞が分泌するグロースファクターやサイトカイン、エクソソームを豊富に含み、組織の再生、治癒を促進すると同時に術後の疼痛や腫脹を軽減することができます。
治癒の質の向上こそが、これまで困難であった高齢の患者様にも、安全な治療を可能にする鍵となります。
我々の役割は、年齢を理由に治療の可能性を閉ざすのではなく、患者様のQOLを最大化する安全・確実な医療を提供することです。
幹細胞培養上清の臨床研究がアンチエイジングとしてのインプラント治療という新たな概念を確立し、歯科領域における再生医療をさらに前進、確かなものにすることを心から願っています。
講演③

ハンズオン
講演④

一般財団法人日本スウェーデン歯科学会 理事、医療法人社団 栄昴会 理事長
中原 維浩 先生
スウェーデンにおけるナショナルガイドラインは、齲蝕・歯周病を「予防できる疾患」と位置づけ、リスク評価 → 原因の把握と介入 → セルフケア支援 → 再評価という循環を明確に示している。
一方、日本の多くの歯科医院では、診療室での指導が自宅でのケアに十分反映されず、プロフェッショナルケアへの依存が高いまま、患者の行動変容が継続しないことが課題である。
今求められる予防歯科は、処置中心型から「患者が自ら歯を守る力」を科学的に育てるモデルへの転換である。
本講演では、AI搭載電動歯ブラシ、口腔内スキャンアプリ、唾液検査などのスマートデバイスを活用し、患者リスクに応じた個別化セルフケアを在宅で継続させる仕組みを紹介する。
また、医科領域と同様に、各種データの可視化・モニタリングによって予防の成果を臨床アウトカムと情報技術の両面から評価できる点を、実際の運用例とともに示す。
AIは、医院と患者を「診療後も日常的につながる関係」へ変革し、予防主導型歯科医療の実現を加速させる。
講演⑤

ハーバード大学医学部 麻酔科学 博士後期研究員、ソウル大学校 歯科部 大学院 教授
Kim Hyun Jeong 教授
地域社会における高齢者の場合、歯磨きや口腔衛生補助用具だけでは、大臼歯部・隣接面・舌面の清掃管理は現実的に困難です。さらに、介護提供者が現場で活用できる客観的な口腔健康モニタリング指標も限られています。
密閉型多チャンネル口腔洗浄器(COMORAL, SMDsolutions, Seoul, Korea)使用中に採取される口腔洗浄水は、高齢者の口腔衛生状態および口腔健康状態を反映する現場型バイオ情報であり、定量化された口腔洗浄水の濁度および食物残渣は、新しい生体指標として活用可能です。
COMORALを基盤とした口腔ケアモデルに、濁度および残渣の画像・質量指標を組み合わせたAI解析モデルを適用し、その臨床的有用性を評価するため、地域在住高齢者および介護施設入所者を対象に前向き多施設実用化研究を実施しました。COMORAL標準プロトコルに従い、口腔洗浄後に口腔洗浄水試料を採取・撮影し、濁度および残渣画像をAI解析しました。同時に口腔衛生指標OHI-sとの相関分析を行った結果、口腔洗浄水の濁度および食物残渣はOHI-sと正の相関を示し、濁度に基づく口腔健康リスク分類モデルは優れた識別能を示しました。
口腔洗浄水濁度のAI解析は、地域社会における口腔ケアにおいて、簡便で再現性の高い現場型口腔健康バイオマーカーとして、今後、個別化された口腔管理・デジタルモニタリング・口腔ケア業務の効率化を同時に支援することが期待されます。
講演⑥

一般財団法人日本スウェーデン歯科学会 事務局長、医療法人財団興学会 代表理事
小野 芳司
AIとITの進歩により、歯科会も大きな変化を遂げつつある。光学印象のスキャナーを始めミリングマシーンやレントゲンに至るまで多くの機器がAIと繋がり始めていて、AIがチャンピオンデータの蓄積と分析を行い、より正確な技巧物が作られるように成ってきた。AIのデータ蓄積により著しく進化を遂げたのがマウスピース矯正である。何百万件ものデータの蓄積によりワイヤー矯正の90%以上の矯正治療をAIが作り出すマウスピースで出来るようになってきた。
AIは遺伝子やゲノム分野の解析に大きく変化をもたらし、新型コロナウイルス感染症のワクチンがそうであったように、これからの創薬はmRNA(メッセンジャーアールエヌエー)ベースがメジャーに成りつつある。2007年イエテボリ大学でエクソソームの中にmiRNA(マイクロRNA)やmRNAが発見されて以降、エクソソーム研究が世界中で進みあらゆる治療に使われ始めている。
エクソソーム(exosome)とは、細胞外小胞(extracellular vesicles)の一種であり、細胞外で分泌される小さな液胞で、脂質、タンパク質、核酸(mRNAやDNA)などが含まれており、これらの成分が受け手細胞に取り込まれることで情報の伝達や細胞間の相互作用が行われる。エクソソームは免疫応答、細胞成長、細胞間通信、細胞老化など、さまざまな生理学的および病理学的なプロセスに関与している。
エクソソームに多く含まれるmiRNA,mRNAとGF(グロースファクター)が注目を集めており、がん、神経変性疾患、心血管疾患などの疾患の診断や治療への応用が検討され、エクソソームを用いた治療法や診断法の開発が進められている。歯科分野ではインプラント治療における骨再生や退縮した歯肉の再生など様々な臨床があげられている。
また、古くから研究されている光技術がAIの進歩と共にこれからの歯科会に大きな希望の光を与えてくれている。「光加速矯正と光加速インプラント」は最先端の光技術を使うことでATPを倍速で回転させることができ、その結果、矯正治療を従来の半分の時間で終えることが可能になった。インプラントの定着も想定の半分の時間で治療を終えることができている。
『高濃度エクソソーム・ファクター11』や『光加速矯正・光加速インプラント』等はATPの回転を加速させ代謝量が増えるため、エネルギーとなる必須ビタミン・必須ミネラルが必要である。
講演では、歯科治療には必要不可欠な歯科資材やサプリメント用いた症例を紹介します。
講演⑦

一般財団法人日本スウェーデン歯科学会 評議員、ブルージラフ株式会社 代表取締役社長
小林 孝至
本日は、クリニックの運営に直結するデジタルコンテンツを中心に、当社の会員サービスの中から特に価値の高い内容をご紹介します。これらのコンテンツは、新規患者様の集患から自費治療への円滑な誘導まで、先生方の診療プロセスを強力に支援するために開発されました。
1. 患者様を集患するウェブサイト
まず、集患の第一歩となる「スウェーデン式歯科治療」に特化したウェブサイトです。
・コンテンツの柱: ウェブサイトでは、スウェーデンが予防歯科大国、歯科医療先進国となった背景にある、30年にわたる「成人の長期予防臨床研究」の歴史と重要性を解説しています。
・権威の紹介: リンデ博士、アクセルソン博士、そしてインプラントの父であるブローネマルク博士といった、世界的な権威の功績を紹介し、エビデンスに基づく治療の重要性を伝えます。
・具体的な治療例: 予防歯科治療の代表例であるPMTCの紹介も含め、患者様の関心を高めます。
・誘導機能: 興味を持った患者様が、当学会に所属するクリニックを直接検索できる機能も備えており、来院へとつなげます。
2. 待合室での理解を深める動画コンテンツ
次に、ウェブサイトを通じて関心を持った患者様が来院された際に、専門性への理解を深める「スウェーデン式歯科治療の紹介動画」です。
・役割: クリニックの待合室で流すことで、患者様がスウェーデン式歯科治療への専門性を深く理解する手助けをします。
・自費治療への誘導: この理解が、PMTCやインプラントなどの自費治療へのスムーズな誘導を実現します。
・高い評価: この動画はスウェーデンデンタルセンターの弘岡秀明先生に監修いただき、「日本で最も詳細なスウェーデン式歯科治療の紹介」として高い評価を得ています。
3. 自費治療の説明をスマートにする資料
最後に、患者様への自費治療の説明効率と納得度を高めるスライド・動画資料です。
・プレゼンテーションの質向上: iPadなどで提示できる動画やアニメーションを交えた資料は、従来の紙資料よりもスマートで、患者様の興味を引き、治療への理解を飛躍的に深めることができます。
当学会は、これらのデジタルコンテンツを通して、会員の皆様が「スウェーデン式歯科治療の専門クリニック」という確固たるブランドを構築し、収益性の高いクリニック運営を実現できるよう支援してまいります。
4. 会員限定スタディーグループのご案内(2025年中旬より立ち上げ)
さらに、会員の先生方の臨床力と知識のアップデートを目的とした会員限定スタディーグループを2025年の中旬より立ち上げ、活動しています。
【活動内容】
開催頻度: 月に1回から2回の頻度で開催。
主要テーマ:
・幹細胞の上清液
・スウェーデン式虫歯治療用の薬品
・スウェーデン式歯周病治療用の薬品
参加特典
参加者には、症例ライブラリへのアクセスや個別サポート、製品の特別価格といった、臨床力の向上とクリニック運営を支援する包括的な特典が付与されます。
講演⑧

株式会社NISHIO 代表取締役社長
西尾 秀俊
世界初の歯質強化システム「CAPシステム 」の開発
東京歯科大学卒歯科医師故三木尚子先生との共同研究にて、世界初の歯質強化システム[CAPシステム]開発。
歯面とイオン化させた特殊アパタイトを溶合させる事により
う蝕予防に現在最も効果があると言われている「歯面への高濃度フッ素塗布」よりも2〜3倍天然歯牙の5〜6倍耐酸性を上げ歯質強化を可能にした。[CAPシステム]
※国際特許出願済
※世界的歯科医療論文誌Dentistry Journal掲載
2022年より、一生自身の歯を守り、白く強い歯を守る「瞬間ホワイトニング歯質強化システム」[CAPシステム]を全国展開。
2025年10月現在1300もの歯科医院が導入して新たな予防歯科として、多くの患者さんに施術を行っている
全米で歯科業界に革命を起こしたと言われる電動歯ブラシのサブスクシステム「quip 」
これをさらに上回る電動奇跡の歯ブラシ+舌ブラシ+フロスのサブスクシステム「みらくるポイント」
磨けているパーセントがポイントになり磨ければ磨けるほどポイントになる「みらくるポイントアプリ」を開発
磨き残しのない歯磨きをする事によってポイントが貯まるという今までにまったくないポイント活動を促進する事で、実際の歯科医院との連動させて多くの人々を現代の日本において、日常的に歯科医院に来ていない残り95%の人々を一気に歯科医院に誘導する「みらくるシステム」が遂にローンチ
※「みらくるポイントアプリ」
プラーク量の数値化を⾏うアプリの連動で、ポイント還元に結びつけます。⾃宅で⻭磨き後のプラーク量が分かるように、染め出しによって⾒える化し、AI解析によって数値化します。磨き具合の数値をポイント化する仕組み「みらくる磨き率ポイントシステム」を世界に先駆けて開発しました。磨いて汚れが落ちるごとに、ポイントが付与される仕組みです。
推測ではなく、実際の⻭磨きのでき具合にもとづいたポイントを付与をすることで、正しい⻭磨き習慣をユーザーに楽しく⾏ってもらえるように設計しています。
講演⑨

一般財団法人日本スウェーデン歯科学会 副会長
ステファン・レンバート 教授
AI、イノベーション、そして高齢者の口腔ケアに関する画期的なシンポジウム-JSDAに是非ご参加下さい。
世界的な人口高齢化が進む中、歯科医療は極めて重要な岐路に立っています。この問題は、2024年には人口の約29%が65歳以上となり、世界で最も高い高齢化率を記録した日本ほど喫緊の課題を抱える国はありません。2040年にはこの数字が35%に達すると予測されており、健康、経済、そして医療提供に関する様々な課題がもたらされるでしょう。
最も差し迫った課題は何でしょうか?
しかし、希望と革新はあります。
このシンポジウムでは、高齢化、口腔衛生、そして先端技術の交叉を探求し、以下の点に焦点を当てます。
このセッションでは、歯科医療従事者が予防、イノベーション、そして患者中心のケアを通じて高齢化社会のニーズにどのように対応できるかを探求し、医師と患者の両方が自信を持って口腔衛生の未来を切り拓くことができるよう支援します。
「スウェデンティスト認定証」
「イエテボリ大学日本
スクーリングディプロマ」
「カリエスプロ・ペリオプロ
・ソルブプロ認定証」
「キャップシステム認定証」
*デザインの変更が行われる場合もございます。
スウェデンティストとは スウェーデンスタイルの 治療と予防を理解し、 積極的に取り組む 歯科医療従事者の称号です。
本講演会に認定証付でお申し込みいただいた方には「イエテボリ大学 日本スクーリング ディプロマ」が授与されます。
本講演会に認定証付でお申し込みいただいた歯科医師・歯科衛生士には「認定証」その他受講者には「修了証」が授与されます。
本講演会に認定証付でお申し込みいただいた歯科医師・歯科衛生士・歯科助手の方には「修了証」が授与されます。

歯科医師 10,000円
歯科衛生士・その他 5,000円
歯科医師 20,000円
歯科衛生士・その他 15,000円


薬剤(カリエスプロ+ソルブプロ)が虫歯だけを溶かし、
健康な組織は削りません。
カリエスプロ(カリソルブ療法)は、スウェーデンで開発された健康的な組織を削らない無痛のむし歯治療です。
ドリルの使用を最小限に抑え、麻酔もほとんど使いません。スウェーデンでは1998年に認可され一般的な虫歯治療として普及しています。日本では2007年に厚生労働省に認可された新しい虫歯の治療技術で「痛みを伴わない虫歯治療」です。



出血や細菌リスクを最小限に抑えた最新の歯周病治療です
ペリソルブ療法(ペリオプロ+ソルブプロ)は、スウェーデンで生まれた、歯周病菌に侵されている歯茎の内側(上皮細胞)を殺菌して新しい細胞と入れ替えることで、歯周病を元から断つことができる治療法です。



歯科医師 10,000円
歯科衛生士・その他 5,000円
歯科医師 20,000円
歯科衛生士・その他 15,000円